11月20日、この秋一番の澄み切った青空のもと、鳥取市の森林公園「とっとり出合いの森」わがクラブ担当「いなばの森」におきまして、昨年に続き遊歩道の設置と植樹を行いました。参加者は、クラブ会員29名、出合いの森より応援2名に、県の森林・林務総室の大北室長さんも、“白うさぎ大使認定カード”を会員全員分持参の上ご参加頂きました。昨年に続いて2回目のせいか要領よく作業はすすみ、2時間もすると遊歩道はほぼ完成。後半は遊歩道仕上げグループと植樹グループに分かれ、植樹組は、ツツジ、川津桜、ソメイヨシノ、ヤマホウシなど180本の樹木を1時間半ほどで植えきってしまいました。来年の春には、遊歩道を散策しながら、サクラがきれいに咲くのを楽しむことができるでしょう。

昨年11月には、上の写真のように竹林を伐採した跡に遊歩道を設置しましたが、今年の作業は昨年の反対側、南斜面に下の写真のように120メートルの遊歩道を設置して、低中高木180本を植樹しました。



 

完成した南斜面の遊歩道

10月19日、指導力育成委員会企画の会員研修会を開催しました。ライオン歴4年以下の会員を対象とし、スポンサー会員にも参加を呼びかけ、当日は、役員も含めて総勢31名の会員が参加されました。第1部は、336―B地区の元ガバナーで、現在は、336-B地区YE(Youth Exchange)・国際協調委員長をされている松本正福氏を講師にお招きして、「ライオンズの真骨頂」のテーマで、講演をしていただきました。第2部は、我がクラブのアクティビティに関する会員の意見交換を行いました。資料として、過去2年分と本年度のクラブのアクティビティを一覧表にして配布し、それを見ながら議論をして貰いました。第3部は、懇親会をしました。飲んで、食べて、話して、大いに盛り上がりました。




10月8日、13名の鳥取いなばライオネスクラブ衣類補修隊はお土産のタオルや洗剤そして支援金も持参して今年も鳥取こども学園乳児部へ参上しました。今年は、赤ちゃんの口元を拭いたりするのにたくさん必要なナプキン作成や、白い小さな小切れで服につけるラベルやアップリケを縫う作業でした。作業室で、いつものように、おしゃべりに花を咲かせながらも、手元はしっかりと動いて、あっという間に仕上がりました。今度は、また5月におじゃまします。


10月15日、昨年に続き若葉台小学校のプールへEM菌を投入することになりました。当日は、来年、プール掃除担当の4年生(84名)を対象に、まず前環境保全委員長の細田さんのわかりやすい授業にて勉強会。EM菌が初耳らしく、プールに入れると掃除も楽になり、水が川へ流されると水質が良くなりヘドロが減ったり、魚が帰ってきたりもすること、プールだけでなく家庭の雑排水にEM菌が入っていると地球環境を良くすることなど興味を持って聞いてくれている様子でした。続いて、いよいよプールへ移動してEM菌投入。ポリタンクからバケツに分けている時には「くっさー、お酒の臭いみたい」と言っていた小学生たちもプールの中で、こげ茶色の培養液が広がっていくのを見ると「ぼくにもやらせて」「わたしにもやらせて」と大人気。春もう一度、投入することになりました。これから寒くなるまでEM菌くんが頑張って悪玉菌を退治してくれるでしょう。




「今年も朝の清掃が始まるぞ!」と、張り切って6時半にいつもの樗谿公園へ集まってみれば、他の団体が清掃されたようで、ゴミがありません。そこで、今回は、庭木の専門家である谷尾会員の説明を受けながら、今まで、当クラブが、この公園に植樹した木々を改めて確認することになりました。朝の清掃奉仕の始まりは、1971年6月。現在までなんと40年間の歴史があり、その後、シダレ梅,楠を植樹、また、鳥取市・、郡山市姉妹提携記念の植樹には、きっかけとなった当クラブと郡山開成ライオンズクラブも参加いたしました。今回、清掃は短時間でしたが、クラブの樗谿公園美化の歴史を振り返る有意義な朝の清掃となりました。

1989年3月、植樹した5本のシダレ梅に、緑のコケのようなものが付着していました。時々みかけますが、削除したほうが良いそうで、皆でさっそくとることにしました




左並びに下の集合写真に写っている木は、1992年結成25周年記念に植樹した楠。中段左は1994年鳥取いなばライオネスクラブ(婦人クラブ)が結成10年の記念事業として贈呈したソーラー時計。中段右は、2005年11月、鳥取市が郡山市と姉妹提携した際、両クラブの代表も参加して植樹したシダレ桜。

<10月4日、世界ジオパークに加盟認定!>
今年度、世界ジオパ-クネットワ-クへの加盟を目指している山陰海岸について、地元の皆様により認識して頂くため、「山陰海岸ジオパーク探検隊」を募集し、ジオパーク推進室専門員の方の説明を受けながら、貸し切りバスで山陰ジオパークエリアと山陰海岸学習館をめぐるコースを企画いたしました。参加した方の一人は、「百聞は一見にしかず。地元でありながら、知らないところもあり、写真で見るより実際のほうがきれい。」と、感想をもらしてくださいました。11月には、とりぎん文化会館にてジオパーク講演会も開催する予定ですので、ぜひご参加下さい。

当日は、35度を越える猛暑日となりましたが、最初に鳥取砂丘の地層断面が噴出した「火山灰層露頭」を見学、6万~5万年前に降り積もったとされる大山の火山灰についての説明をうけた後、浦富海岸の絶景を楽しみながら散策し、侵食で離れたり、くっついたりしてできた洞窟などを見学しました。





8月21日(土)、さわやか会館にて、音訳奉仕団体「月草会」(小田代表 会員8名)へ、デジタル録音機及びマイク、録音用メモリーカード一式を寄贈致しました。月草会は、昭和56年10月に発足。鳥取県東部の視覚障害者の方の依頼を受け、小説など音読してカセットテープに録音する「音訳奉仕」活動を続けてこられ、これまでに録音した書籍は約580冊に上ります。長年、アナログ式の録音機器を使用されてきましたが、テープへの吹き込み、録音後の使いまわし等、使用しづらいということから、このたびの寄贈となりました。定例会にも参加させて頂きましたが、講師の先生にアドバイスを受けたり、会員同士で意見を交換し合い音訳の向上に取り組んておられました。小田代表は「デジタルデータにより、今後、より多くの録音書籍を視覚障害者の方に提供することができる」と喜んでおられました。